May



2007.5.24
『はじめての性教育』

 メグさんの女の子・男の子BOOK
 (築地書館)

お姉ちゃんの通う、シュタイナ−土曜学校は、子どもは もちろんのこと、私にとっても心が潤う場。
お昼過ぎから、夕方まで行われる授業の待ち時間は、お母さん達の貴重で面 白い話が聞けたり、
私にとっての理想の子育てをするのに情報をいっぱいもらえる。
手仕事上手な人も多く、身につけてるものが素敵で、気になり聞くとそこからさらに話が広がることも多い。
先日は竹のカゴバッグ
を持っていた人がいて、竹をさいて編んだと、竹細工職人発見。
教室も自然に囲まれたところにあるので、草花の名前や食べ方を教えてもらったり、銀杏拾い、なつめ取り、
シュロの葉でバッタ作りを教えてもらったり。 本当に楽しいお母さん達ばかり。
そんなある日、性教育の話題がでました
。「え〜!まだ三年生だよ。早くない?」と私が発言すると
「外からゆがんだ情報が入って知りはじめるよりも、きちんと知り始めた方がいいから、早い方にこしたことないよ」って。
まだまだ、赤ちゃんはコウノトリが運んでくるものと思っていて欲しい私は、いまいち腑に落ちないでいた。
でも、話題が出始めると事が進むのが早い。
カナダの第一人者の先生のワークショップ(講座) があるからと、誘ってもらいお姉ちゃんとふたりで行ってきました。

メグ・ヒックリングさんは、 性の健康教育の第一人者。
私達が参加したのは、低学年まで参加できる回。
会場に入って驚いたのが、2ー3才児から就学前の小さな子が圧倒的に多かったこと。
はじめにメグさんは
「自分がお医者になって、フムフムと聞いてください。お医者さんは患者さんの話を恥ずかしい事として聞いたりしないでしょ」
と話をはじめました。
からだの中のプライベートゾーンの話。口・胸・性器。
科学的呼び名で、きちんと言えることが大事と、生殖器の呼び名を子供と大人がメグさんの後に続いて声にします。
話は進み、勃起のこと、セックスのこと、赤ちゃんはどうやってできるか、お母さんの体の中でどうやって育つか、生まれるか。
最後に大人たちとの質疑応答の時間では、
「日本の風土からいって、子供が近所の人や祖父母の前で口にした時、小さいのにこんな言葉知ってるの?と
言われたらどう話せばいいですか?」と、あるお母さんからの質問に、メグさんは
「そうよ!と、堂々と誇りをもっていること。自分の子供を守る為に小さい時からきちんと教えていますと話して下さい」と
答えてくれました。そうだなー親が恥ずかしがっていてはいけないんだなー。と思いつつも
帰りの電車の中で、「ノノのからだの中に玉が2つあるとは知らなかったー」とか、子宮の話をしはじめた娘に、
顔には出さずとも少し動揺した。
「今日聞いたことは大事な事だから、知っているからと言ってノノがお友達に教えてはいけない。
知らないお友達はきちんと間違わずに教えてくれる大人から話を聞くからね。」と、約束しました。
今回、親子で話を聞けたのがすごくよかった。こどもに質問されても答えてあげられるし、
何よりも一緒に聞いた事で、こども自身がそのことについて親に話がしやすくなる。
早く知ってしまうと、初体験も早くならないかと心配だったけど、
それは逆らしい。自分のからだの大切さを知っているからその辺は慎重になるみたい。
国連のエイズ防止機関の調査でも、あきらかに教育を受けていない子の方が早いと、結果 が出たらしいです。
会場をあとにしながら、5才の妹も連れて行けばよかったーと、すっごく後悔しました。



2007.5.20
『葉山の風

去年からこっちの方角へ矢印が向いているらしく、足を運ぶ機会が増えている。
今回の目的は、神奈川近代美術館葉山館で開催していた「パリのエスプリ 佐伯祐三と佐野繁次郎展
駐車場に停めた車から降りると、高い空からトンビがかん高い鳴き声で出迎えてくれた。

数年前にユトレヒトで購入した冊子「sano 100 佐野繁次郎とその装釘」
で、はじめて佐野さんを知りました。
独特で洒落た手書き文字がかっこよく、装幀も気になっていた。
伊東胡蝶園の「パピリオ」の白粉箱も以前手元にあったけど、大事にしてくれる人のところへ旅立ってしまったのだが、
今回作品を眺めていてもう一度手にしてみてみたくなった。
洋画家ふたりの文字の絵画的表現とそれぞれの人生、バックグラウンドを知るとこれまで以上に作品を面 白く感じることができる


建物を出ると目の前は海。後ろをみると180度に広がる山並。 最高のロケーションです。
脇道を通り砂浜へ行った。 今年2度目の海遊び。夏よりもこの季節の海が好きです。
そして江ノ島よりも葉山の風が私は好きです。子供達は服が濡れているのも気にならないらしく遊びがどんどんエスカレートしてゆく。
私は砂浜でのんびり漂流物探しをしていました。


  


2007.5.20
『小さな命を感じる

 

1.
娘が学校帰りに摘んできてくれたタンポポ。
お水にさしてテーブルの隅っこに置いて飾っていた。
枯れてしまったけど、しばらくそのままにしておいたら、 束になった黄色い花がぽろっと落ち白髪頭になった。
わたげだー!まだ生きていたー。枯れたら終わりと思っていたので嬉しくなり、いつまるく開くのか待つ事にした。
道端に咲くタンポポは、いつの間にかわたげになっている事が多い。 間近で移り変わりを楽しめたのが少しだけ嬉しい。


2.
この間、小学校へ用事があったので行くと、剪定された桜の枝が山になってあった。
シュタイナーの土曜学校でお姉ちゃんがゴッドアイを作るので枝を三本用意する宿題が出ていました。
ちょうどいい!
用務の人にお願いしていただけることになったのでもらおうとしたら、桜の実がたくさんなっていることに気がつきました。
いつもは高いところにある桜の枝になる実を目にしたことがなかった。
青い実をつけた枝をもらってきて、水にさしてテーブルに置いておいた。
赤く色付いてゆくのが楽しめた。試しに味見をしてみた。見た目は、さくらんぼでも苦くて食べられなかった。

3.
”いただきます”は、いただく命に感謝することば。
忘れがちだから、いつも台所には切り落とした野菜の頭を水につけて葉の成長を楽しみながら命を感じるようにしている。

そっと静かに成長しているものの命を、目の前でじっくり楽しめるのが最近の小さな喜びであります。

そうそう、家に帰って来てからあの宝の山をどうにかしたく、桜染めをしようと調べてみたら、
花の咲く前の枝でなら桜色に染まることがわかった。桜色綺麗!
咲く前の枝の中で、ピンクに染まろうという力が潜んでいるとは知らなかった。
咲き終わった枝からは、オレンジかベージュにしか染まらないそうです。
桜色に染めあげるのは素敵だと思うけど、その力はやっぱり花の為のもの。

来年も花で桜色を楽しもうと思いました。





2007.5.8
『いつもとは違う方法で身近な景色を楽しむ休暇

今年のゴールデンウィークは、前半後半に分けていつもとは違う方法で身近な景色を楽しもうと休暇を過ごすことにしました。

前半は、私達の住む町世田谷。
自転車をやめて歩いて公園まで行く途中、可愛い小道やドキドキするような抜け道を通 ったり、
素敵な茶屋を発見出来たり、
「こんな家に住みたいなぁと」人様の家を眺めながら歩いたり、道の隅っこに咲く草花で遊びながら歩いたり。
いつもは早い速度でピューっと通り過ぎてしまう景色も、のんびりながめることができると新鮮な気持ちでいつもの町を歩ける。
どしゃぶりの雨が降りだした帰り道は、レジャーシートを傘代わりに広げ、1列になって帰って来た。
途中、雨に負けそうになった娘は、宮沢賢治の「アメニモマケズ」を一生懸命に朗読しはじめたのには可笑しくて、
おかげさまで私達まで雨に負けずに歩くことができました。
家から15分の近場の渓谷にも始めて行きました。結構、山歩き気分を味わう事ができました。
キジバトががさごそ歩いていたり、小さいけれど滝があったり、
わき水でしめった苔には、しずくがいっぱいぶらさがっていました。古墳の中を覗いたり、抹茶を飲んで休憩したり
、お宮参りもしたり
GW前
半戦は、リュック家族になっていっぱい歩きました。


   

 

後半は、成田の実家で。

 

家のすぐ脇で四葉のクローバーの群集発見。数十本摘み取り押し花にしました。
近所の農家の牛のひなたぼっこを眺めたり、毛糸のボンボンのような大粒の花のれんげ畑を見つけたり、オレンジ色のおおきな満月が出てたり。
こども三百円人力車、空を泳ぐ鯉のぼり、編み目の美しさに改めてうっとりの竹細工。


   

  


遠くへは行っていないんだけど、新鮮な景色をいっぱい見て、何度もお腹の奥深くからゆっくり呼吸をして、
疲れもなくのんびり過ごせた休暇でした。
さて、GW明け締めきりの仕事が
多く、しばらくはバタバタしそうです。



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