November



2007.11.30
『五感に刺激を』


 

新刊の大詰め作業に追われ、なかなか手をつけられなかったこのコーナー、まとめてになりますが書き留めたいと思います。

先月お知らせした「ダイアログ イン ザ ダーク」に行き、 とても貴重な体験をしてきました。
このワークショップは、視覚に障がいのある人がアテンドになり案内してくれます。
アテンドの人からの説明を聞いてる時は、みんな話を聞いてるだけで、返事もなく、その場に聞こえるのはアテンドの人の声だけでした。
そして暗闇の体験が始まり、「こころに思った事を言葉にしてください。」と言われた通 りしたら、一気に声が溢れだしました。
自分に起きた状況を言葉にしてみんなに伝えます。 気がつくと、その情報がとても暗闇では頼りになる事を知りました。
「ここに階段がある」「手すりは左」学校に転がっているものを誰か一人が見つければ、みんなが手にとり触る事が出来る。
始まってから一瞬にしてコミュニケーションがとれ、チームワークができたように思えました。
一緒に行った娘は、始め暗闇に戸惑い私の手を放さなかったのですが、
すぐに慣れてしまい、私よりもその場を楽しそうに体験していました。
そして体験が終わり、少しだけ明るくなった部屋で目を慣らすと共に感想を述べる時間となりました。
不思議な事にその部屋に入り目が見えだしたとたん、みんな口数が少なくなったのです。
元気にしゃべっていた娘でさえ、楽しかった?と聞くと、声には出さず、首を縦に振るだけ。
私達はわかっても、これでは目の見えないアテンドの人には伝わらない。
見えるって不思議。
今回体験して思った事は、音で距離を計ったり、空気の流れや温度でそこの環境が判ったり、気配で状況が何となく判った事。
背中に気配がなく 自分が一番後ろを歩いてるとか、空気の流れ方や冷たさで体育館にいるとか。
五感をフル活用させました。そして、姿勢良く立っていない自分にも気がついた。
気がついたけどそんな事どうでもよく、へっぴり腰のだらしない姿を続けていた。
それを最後の感想で述べようとした時、アテンドの人の立ち姿が美しく感動しました。
今回は学校放課後の冒険でしたが、また別のシチュエーションの機会があったら
参加してみたいです。

Dialog in the Dark 2007 Tokyo 映像CM→ You Tube



そしてもう1つ。
娘が「これよくなーい?」と学校から持ってきた「ホピ族の精霊たち カチーナ人形展」の展覧会チラシを見た瞬間、
「あ〜〜〜!これ行きたかったのー!」と、私。
随分前にどこかでやっていたのですが、遠くて観に行く事ができなかったのです。
しかし、行こうと思って何日も経ってしまい気がつけば最終日! 慌てて家族で観に行ってきました。
カチーナはアメリカ先住民のホピ族の人々が信仰する、宇宙のすべてのものに宿る目に見えない精霊です。
昔のホピ族の人たちの暮らしぶりを撮影した写真や婚礼の様子を撮影したビデオ上映にカチーナ人形の展示。
大きな人形がよかったなー。
民俗衣装も素敵。未婚の女性のする髪型も可愛かった。娘は、やはりそこ目がいったらしく「この髪型にしたーい」と話していました。
私達のいつもの行動パターン、最終日の展覧会。案の定図録は品切れ、、、。これからは早め早めにと心掛けよう。

今週末は、ブルーノ・ムナリの展覧会&セミナーに行ってきます。




2007.11.30
『至福の昼食』


 

北海道のfu-soraさんから頼んでおいたパンが届きました。
実は麦藁の事でお知り合いになり、色々相談させてもらってます。
fu-soraさんは麦農家でもあり、パン屋さんも営んでます。元中学校が住い兼工房。
オーナーが農法にこだわって育てた麦から作るパンは安心して口に出来ます。
食の安全が問題となる世の中ですが、このようなものは本当に有難いです。

私達家族は、ずっしり詰まったパンが大好き。
ダンナさんのずっしりパン好きは独身時代からで、車で待ち合わせ私が乗りんだ途端「食べる?」と、
ルヴァンの量り売りで買ったパンの入った紙袋を渡され、それをちぎって食べながらよく車を走らせていました。

ちょうど昼食前に届いたパンを、娘が「つまってる〜〜〜!」と嬉しそうに薄く切って、食卓に並べてくれました。
中にぎっしり詰まっているものを噛み締め味わいながら食べるパンが大好き。
御歳暮の季節ですが、こう
ゆう御歳暮もいいかもしれないと思いました。私はもらったら嬉しいなあ。

そしてデザートは、友人の実家の庭でとれた柿。
枝ごとたくさん持ってきてきてくれたのが嬉しい。

自然の恵みをたっぷり味わって、お腹だけでなく、心も満腹となったお昼でした。

  ごちそうさま



2007.11.16
『読書も仕事』


 

図書館で本を借り読書中。これは来月発売の新刊の資料です。
全てがどんどん繋がっていき、面白くて抜けだせずにいます。
フィンランド→ロシア→中国→日本を巡り、只今宇宙を旅しています。

特に面白いのが「フィンランド国民的叙事詩 カレワラ(上)(下)」
フィンランドの民俗性について知るにはまずこれを読まなきゃ始まらないという本。

でもそこには、生きる為の知恵の言葉が面白く綴られていました。

自然を崇拝し、自然万物に宿る神、自然万物の形にも意味があり、それは宇宙から始まり、全て繋がります。
それは民俗を超え共通 であり、普遍的であると気がつかされました

ここ一ヶ月ハードなスケジュールで、作品制作、軽井沢での撮影を行い、只今大詰め作業となってます。
その作品が我が家の天井に埋めつくされ、ありがたい事に家全体が聖域となり守られ穏やかな日々を送っております。

発売となりましたらまたお知らせいたします。もちろんサイトでも販売致しますのでどうぞよろしくお願いします。





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